顎関節症の症状とは
おはようございます。福岡 博多 山笠もいよいよ大詰めを迎えています。ただ今日は大雨の予報ですからみなさん気を付けてください。
本日もアゴのお話し、顎関節の違和感や痛みを総称して顎関節症と言いますがその症状はいったいどんなものかを述べたいと思います。
1.顎が痛む
顎関節や周辺が、食べ物を噛む時や口の開け閉め、顎を動かした時(話している時)などに痛むのが特徴です。また、発症初期や炎症が強い時には何もしなくても痛む時があります。
2.顎を動かすと音(ポコッ・カクカクなど)が鳴る
顎を動かすと耳の前あたりの顎関節部で音がします。この音は、顎関節の動きが悪いことによって起こっている音で顎関節症の1番初期の状態と考えられます。たまに音が鳴るぐらいであれば、問題はありません。しかし、急激に回数が増えたり、痛みが伴うような場合には注意が必要です。
3.口を大きく開けられない
正常では、口を開けると指が縦に3本位入る状態です。指縦に2本以下の場合は顎関節症の状態と考えられます。これは、気が付かないうちに痛みをかばう為に動かさなくなり徐々に口が開かなくなる場合と、顎関節の構造異常によっていきなり口が開かなくなるという場合があります。
4.噛み合わせが悪くなる
顎の関節や、咀嚼筋(そしゃくきん:噛む時に使う筋肉)がおかしくなると顎の動きがおかしくなります。例えば、鏡の前で口を大きく開けてみてください。この時に顎先はまっすぐ下に降りていますか?顎先が右や左もしくはS字状に動いていませんか?この動きの異常から、かみ合わせが悪くなってしまいます。このパターンは、背骨の動きゆがみや骨盤のゆがみ原因になっている場合が多くあります。
5.口を閉じられない
口を閉じられない方は、非常に少ないですが、顎関節の中で下顎骨が前にずれてしまい口が閉じられなくなってしまっている状態です。この状態が悪化した状態が顎関節の変形です。
6.耳鳴り・耳の閉塞感
顎関節は、外耳道(耳の穴)のすぐ前にあります。その為、顎関節がゆがんでしまうと耳の穴を圧迫してしまう可能性があります。この圧迫によって、外耳道の皮膚は常に引っ張られた状態になります。このような状態が慢性的に経過する事によって、顎関節周辺に腫れが起こったりリンパの流れが阻害されるなどによって、キーンという金属音のような耳鳴りやザーザーといった波の音のような耳鳴りなど高音の耳鳴りが引き起こされます。さらに、耳鳴りとともに耳の閉塞感を伴う事もあります。
また、顎関節のゆがみが強く起こった場合には内耳神経が圧迫される事によって大きな音で耳鳴りが起こることもあります。
耳鳴りで、耳鼻科を受診しても原因不明の場合や薬を長期間飲んでも耳鳴りがおさまらない場合には、顎関節症にって引き起こされている耳鳴りかもしれません。
7.頭部や顔面部の神経痛
顎関節症が悪化すると、後頭部の大後頭神経痛や顔面部の三叉神経痛を引き起こしてしまう事もあります。
ささいなこともお気軽にご相談ください。
えそら天神カイロプラクティックは福岡の顎関節症、アゴの違和感や痛み専門です。0120-88-0358
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